スイスに住んでいると、街中でも山の中でも、とにかく犬をよく見かけます。電車に乗っていても、カフェでコーヒーを飲んでいても、足元でお行儀よく座っているワンちゃんがちらほら。
「スイスは世界一動物に優しい国」と耳にすることがありますが、実際に暮らしてみても、それはあながち間違いじゃないなと感じます。
法律もしっかり犬を守っている
スイスでは動物の「尊厳」という言葉が憲法にまで書かれているんです。
犬に関しては、こんなルールがあります。
- マイクロチップと登録が義務
迷子や不法な取引を防ぐため、全ての犬はチップを埋め込んで登録します。 - 耳やしっぽの美容的カットは禁止
見た目のためだけに耳や尾を切るのはNG。 - ショックカラー(電気首輪)も禁止
痛みを使ったしつけは法律でアウトです。
かつては「犬を飼うならしつけ教室に通うこと」が義務だった時期もありました(今は推奨に変更)。
犬と一緒にお出かけが日常
スイスでは、犬と一緒に行ける場所がとても多いです。
電車やバスはもちろん、大型犬でもリードをつければOK(チケットは人間の半額)。小型犬ならキャリーに入れて無料で乗れます。
レストランやカフェも「犬禁止」と書かれていなければ基本OK。店員さんが水入れを持ってきてくれることもあります。
犬はきちんとしつけがされており、電車の中でもおとなしく座っているので、時々気付かない時も。
自然が最高のドッグラン
湖や山道は犬とのお散歩天国。ハイキングコースを一緒に歩いたり、湖で泳がせたり…とにかく自然が身近です。
ただし、国立公園や野生動物保護区域ではリード必須なので、看板をチェックしましょう。
犬と暮らすための準備
スイスに犬を連れてくる場合は、
ペットパスポート・マイクロチップ・狂犬病ワクチン接種証明が必須。
家を借りるときはオーナーの許可が必要なこともあります。
「世界一」かどうかはさておき…

もちろん課題もありますが、法律や社会の雰囲気を見ると、犬がとても暮らしやすい国だと感じます。
人々が犬を「家族」として扱い、自然の中でのびのびと過ごせる環境が整っている。
そんなスイスだからこそ、愛犬と一緒の時間がもっと特別に感じられます。
